2017年7月15日土曜日

【澤光青果便り】№141  きょうのおすすめ品は何だろう?


澤光青果は八百屋のいちばん星だ!

なにせ日本一の大田市場の筆頭買い出しで、

仲卸より規模は大きいいのですよ!

こうした迫力満点の「やる気」がお客さまを呼ぶのです。
 



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【澤光青果便り】№141



おはようございます


さて本日のおすすめ品は・・・






 

本日のおすすめ品

 

 

山形県産   『デラウェア』

北海道産   『完熟キタアカリ』



デラウェア
デラウェアの甘さの秘密は酸の抜け具合。

同じ糖度でも、酸の抜け具合の差で見違える甘さに。

山形のデラウェアは、糖度が高いことを特徴としていますが、それには理由があります。

通常、雨よけハウスを導入することで、晩腐病(おそぐされ病)等の感染を防ぎ、糖度が上がるのはもちろんなのですが、なによりも酸の抜けが良くなります。

露地物でも酸の抜けがそれほど良くなくても糖度をある程度上げることは可能ですが、葡萄の甘さを際だたせるには酸の抜け具合が重要です。

ハウス物は栽培中安定した環境を保つことが可能なので酸抜けの過程も順調で、結果的に露地物と同じ糖度でも甘さが際だつのです。

今年からは酸度計を導入し、基準を0.5~0.4に設け、抜け具合が基準に達するまでは出荷しませんでした。

これがデラウェアの甘さの秘密です。


完熟キタアカリ
北海道のジャガイモは美味しい!そんな美味しいジャガイモには、しっかりとした「美味しいわけ」があります。

そして、本当に美味しいジャガイモを食べるためには、産地や時期(旬)などを知っておくことも大切です。

ジャガイモは、私たちの身近にありすぎるために、何となくどれを買っても同じような気が・・・

でも、そんなことはありません。

疫病に弱く、食べる部分が土中に埋まっていて目で確認できないジャガイモづくりは、気象条件や生産者の技量がものをいう、意外なほどデリケ-トな野菜です。

身近な食材、毎日使う食材だからこそ、こだわりの一品を取り寄せる!

越冬じゃがいもを食べてみよう。
野菜はとれたてが美味しい!?

でもジャガイモは違います。

そう断言します!

野菜のプロも農家の人も口をそろえて言うのが、越冬のジャガイモは旨い!です。

なぜ「越冬のジャガイモが旨い」のか?

道内で秋に収穫されたジャガイモは、本州産の新じゃがいもが出回る春先まで保管され、順次出荷されることになります。

その間に、ジャガイモのでんぷん質が糖化することによって、じゃがいもに甘みとコクが加わります。

特に、一定の温度管理のもとに低温貯蔵しておくと、2月頃までは芽が出ることなく表面もきれいなまま、肉質だけが美味しく変身していくわけです。

キタアカリは甘みとコクのある肉質なので、これから春先になるとさらに旨みが増していきます。

蒸かせば、きれいな黄色の肉質でホクホク感もたっぷり。

煮崩れしやすいので調理時間は短めにしましょう。

生産者の皆様本日も素晴らしい逸品ありがとうございます。

本日も宜しくお願い申し上げます。

最後までご覧頂き誠にありがとうございます。



澤光青果 宮下


 

 

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